のて活動

《レポート》コドモのて@一本杉川嶋


コドモのて@一本杉川嶋

2020年夏、七尾一本杉通りで「一本杉川嶋」をOPENした料理人・川嶋亨氏は地元七尾の出身。
関西方面の有名店での修行を積み、国内でも数々の賞を受賞しています。

川嶋氏の「七尾を美食の街にしたい!」と言う地元への熱い熱い思い。
食材に対する深いこだわり。
そして、コドモたちへの食育を大切に思う気持ち。

川嶋氏と話すとそれらの強い思いが本当に伝わってきます。
日々それらの思いを、料理や器、空間で表現するべく「一本杉川嶋」があるのです。
お店のカウンターは川嶋氏のステージ。お客さんはそのパフォーマンスを眺めながら、技術を眺め、話を聞き、そして味わうことができるのです。

さて、そんな川嶋氏と共に開催した「コドモのて@一本杉川嶋」
〜コドモ達に本物を!〜
を合言葉に、食材、道具、調理、器に一切の妥協をせずに行いました。

そして、いつもは川嶋氏が立つステージが、今日の子供たちのステージ。
オトナが見守る中、そのステージで、和食料理人としての一歩を踏み出します。

まずは、和食の基本となる"出汁"をとる川嶋氏のデモンストレーション。
シンプルがゆえに、素材が大事であり、加減が大事なのです。

素材の持つ力と、できた出汁の黄金の輝き。
出来たてをおちょこで頂くのですが、その味わい深さに参加した親子も感動です。

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この出汁を使って作るお吸い物。
今回は蛤のしんじょうです。

川嶋氏の見本を見た後、しんじょうづくりを行いました。

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今回は地物さんのヒラメのお造り。
滑らかに、次々と刺身になっていく川嶋氏のデモンストレーションを見て、はやる気持ちを抑えるコドモ達。
小学生のコドモ達は、家でもなかなか包丁は使わないだろうけど、今回使うのは和食の刺身包丁。

指導通りに包丁を動かすコドモ達。
見ている親はドキドキ。
小さい子は手を添えてもらい、大きい子は見守ってもらい、お造り作りに挑戦しました。


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最後に"いちご大福"作り
少し集中力が切れそうになった時でしたが、大好きなデザート作りということでコドモ達も張り切ります。
川嶋氏のデモンストレーションを見た後、自分用のいちご大福作り。
真剣に捏ねます。包みます。カタチ作ります。

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全ての料理が揃ったらお食事タイムです。
普段は、懐石コースで一品一品食べるスタイルの一本杉川嶋ですが、この日は定食スタイル。
子供達は、自分たちが作ったしんじょうの吸い物、お造り、いちご大福。そこに、土鍋で炊いたご飯、能登島の塩で漬けた漬物、そして旬のホタルイカの和え物、山菜と穴子の天ぷら。
親子で笑顔になるひととき。

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今回の「コドモのて@一本杉川嶋」は、本物を伝えたい体験してほしいという、川嶋氏の食育への熱い想いがあり実現することができました。
真剣勝負でコドモたちと、そしてその親達と向き合っていただきありがとうございました。
食材、道具、器、空間、そして人間。全ての本物が、子供達にしっかり伝わったと確信しています。

川嶋さん、この度は本当にありがとうございました。

そして、再び『コドモのて』と『一本杉川嶋』がタッグを組んでこのような会を開催することをお楽しみにお待ちください。


(おまけ)
最後に、第二部は高学年や高校生も参加したということで、かつお節削り体験もさせてもらいました。
川嶋氏が削るかつお節。(しかもこの鰹節は特注の特注。削りたてを食べさせてもらうと、驚きの味わいでした)

昆布と鰹節。
和食のだしの基本。
日本人に生まれて本当に良かったなと思うオトナでした。

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