のて活動

かぶら寿司/保存食俱楽部

2015年がはじまりました!

今年もどうぞよろしくお願いします。

さてお正月を迎えるにあたって保存食俱楽部ではかぶら寿しをつくりました。

かぶら寿しとは北陸地方に多いなれずし(主に魚を塩と米飯で乳酸醗酵させた食品)です。

仕込んでから数日後が食べごろになるのでお正月に食べることを計算して年の瀬に仕込みを始めます。

今回は能登島のペンションのウインズご夫妻にお世話になりました。

まずは漬け込む素材の準備をします。

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米糀(甘酒を加える方)を敷き、今回は柚や人参、唐辛子を散らしました。

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数日前に漬けておいたかぶらに塩漬けして頂いていた気前よく切った鰤を挟み、重ねていきます。

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その後重しをして数日置き、食べごろになったかぶら寿しがこちら。

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 柚と糀もすっかり馴染んで、かぶらは柔らかく鰤もとろっとなって、美味しいかぶら寿しができあがりました。

かぶら寿しは各家庭で作り方が少しずつ違うそうです。

魚も鰤ではなく鯖や鮭を挟む家庭も。

能登の里と海、両方を味わえる郷土料理です。